特定暗号資産に係る譲渡損失の繰越控除制度の仕組みと実務手続き
2026年7月25日
【№1 はじめに】
こんにちは!
静岡市、浜松市から全国へ向けて「IT×税務会計×補助金=経営革新」を発信して、「日本一わかりやすい税理士事務所」を目指す最高のIT税理士法人です!
私たちは「私たちに関わる全ての人を幸せにする」という理念を元に、「最先端のIT技術を活用して中小企業の業務生産性を爆上げする最高の税理士法人」となるべく、日々精進しています!
本日は、「特定暗号資産に係る譲渡損失の繰越控除制度の仕組みと実務手続き」をお伝えさせていただきます!
【この記事で得られること】
令和8年度改正で導入された、特定暗号資産(いわゆる仮想通貨や暗号資産の一部)の譲渡で出た損失を翌年以降に持ち越す仕組みがわかります。
損失金額の計算方法や、確定申告書への記載方法といった、実務で迷いやすいポイントを整理できます。
静岡や浜松で事業を営む方が、暗号資産取引において損が出た場合に、どのように税負担を軽減できるかが理解できます。
【№2 結論】
特定暗号資産の譲渡で損失が生じた場合、その年の所得から控除しきれない金額について、翌年から3年間にわたって繰り越して控除することができるようになりました。
★重要:この制度は、暗号資産取引で生じた損失を無駄にせず、将来の利益と相殺できる点が最大の特徴です。
譲渡損失の金額は、計算上控除しきれなかった部分の金額とされています。
適用には、確定申告書へ特定の6事項を併記し、詳細な明細書を添付する必要があります。
損失が事業所得、譲渡所得、雑所得のどれから生じたかによって、相殺できる所得の種類が異なります。
静岡・浜松の中小企業さまは、本業だけでなく暗号資産を活用した資産管理を行う際、この制度を活用することで効率的な納税計画を立てることが可能です。
【№3 やさしい解説】
これまで、暗号資産取引で大きな損失が出ても、その年の利益としか相殺できず、損をした分が「なかったこと」になってしまうケースがありました。今回の改正は、そのデメリットを解消するための大きな一歩です。
★重要:知らないと損するポイント
「繰越控除」とは、今年のマイナスを翌年に持ち越して、翌年のプラスと差し引くことで税金を減らす仕組みです。
最大3年間持ち越せるため、今年大損をしても、来年や再来年に利益が出れば、過去の損失と相殺して税金を抑えられます。
★注意:よくある誤解
「損失が出たから、自動的に繰り越されるよね?」と考えるのは間違いです。
この制度を適用するには、損失が出た年も、利益が出た年も、必ず毎年欠かさず確定申告を行う必要があります。
申告を忘れると、損失を繰り越す権利が失われるため注意が必要です。
★実は〜という補足
この制度の対象となるのは「特定暗号資産」という区分です。
全ての暗号資産が対象になるわけではないため、自分が取引している資産が制度の適用対象かどうか、専門家と相談することをお勧めします。
★一言まとめ
「損失は3年間大切に持ち越して、将来の税金引き下げに活用しよう」と覚えておいてください。
【№4 具体例】
① 令和8年に100万円の損失:
この100万円のマイナスを計算し、令和9年以降へ持ち越す準備をします。
② 令和9年に40万円の利益:
令和8年から繰り越した100万円のうち40万円と相殺し、令和9年の所得をゼロにして税金を抑えます。
③ 令和10年に30万円の利益:
残りの60万円の損失から30万円を差し引き、令和10年の所得をゼロにします。
④ 事業所得との相殺:
暗号資産の譲渡で生じた損失は、他の事業所得の金額などと相殺できるケースがあります。
⑤ 添付書類の作成:
確定申告時に「特定暗号資産譲渡損失明細書」のような書類を添付し、計算の基礎を明記します。
⑥ 6事項の併記:
申告書には損失の金額や計算根拠など、指定された6つの項目を漏れなく記載する必要があります。
⑦ 申告漏れのペナルティ:
1年でも申告を忘れると、繰越控除の適用が受けられなくなるため注意が必要です。
⑧ クラウド会計との連携:
最新の会計ソフトでは、暗号資産の取引データを読み込み、繰越計算を自動で行う機能が増えています。
⑨ 静岡市での運用:
地元静岡市で暗号資産運用を行う際も、確定申告を正しく行うことで、この制度のメリットを最大限享受できます。
⑩ 浜松市での運用:
浜松市で事業を行う経営者さまが、資産運用として暗号資産を扱う場合も、同様のルールで損失繰越が可能です。
【№5 手順】
■ 繰越控除を適用するためのステップ
STEP①:取引実績の正確な記録
暗号資産の譲渡実績を、日時・金額・損益ごとに正確に記録し、証憑(取引履歴など)を保存します。
STEP②:損益の確定と集計
年間の損益を計算し、合計で損失となっているかを確認します。
STEP③:確定申告書の作成
所定の様式に従い、損失の金額と繰越の内容を明記した確定申告書を作成します。
STEP④:明細書の添付
改正省令で定められた「明細書」を作成し、確定申告書に必ず添付します。
STEP⑤:申告書の提出
期限内に確定申告を完了させます。翌年以降も、たとえ利益がなくても毎年申告を継続します。
【№6 FAQ】
Q1:静岡で暗号資産を扱っていますが、この制度はいつから使えますか?
A1:令和8年度の税制改正に基づき、令和8年分の所得から適用が可能となっています。
Q2:損失が出ていなくても申告は必要ですか?
A2:繰越控除を適用したいのであれば、損失が出た年だけでなく、翌年以降も毎年申告が必要です。
Q3:浜松で法人経営をしていますが、法人でも適用されますか?
A3:この繰越控除は「所得税」に関する改正ですので、基本的には個人の暗号資産取引が対象です。
Q4:損失の持ち越し期間はどれくらいですか?
A4:翌年以後、最大で3年間持ち越すことが可能です。
Q5:どの所得と相殺できますか?
A5:事業所得、譲渡所得、雑所得の区分に応じ、それぞれ相殺できる所得の範囲が異なります。
Q6:明細書はどこで入手できますか?
A6:国税庁のサイトで公開される予定の様式を使用するか、会計ソフトが自動作成する書類を利用します。
Q7:計算根拠とは何のことですか?
A7:どの暗号資産をいくらで譲渡し、いくら損失が出たかを示す計算のプロセスのことです。
Q8:過去の損失も繰り越せますか?
A8:この制度は令和8年度改正以降の損失が対象であり、過去の損失を遡って適用することはできません。
Q9:暗号資産の種類によって制限はありますか?
A9:「特定暗号資産」と定義されるものが対象ですので、取引銘柄が適用対象か確認が必要です。
Q10:確定申告が面倒なのですが、税理士に頼むべきですか?
A10:繰越控除は複雑な計算が必要ですので、静岡や浜松の当事務所のような税理士へご依頼いただくのが安心です。
【№7 まとめ】
特定暗号資産の損失繰越は、資産運用のリスクを抑える強力な味方です。
【結論(重要ポイントまとめ)】
損失は最大3年間繰り越して、将来の利益と相殺できる。
適用を受けるには、損失の出た年も含め、毎年欠かさず確定申告を行う。
確定申告書への6事項併記と明細書の添付を忘れない。
皆さまの資産管理を支えるこの制度を賢く使い、税務上のリスクを最小限に抑えましょう。
【№8 出典】
出典:『税務通信』第3899号(2026年05月11日)「特定暗号資産 政省令で繰越控除の計算方法等示す」編集部
参考:国税庁タックスアンサー「No.1524 暗号資産等の譲渡損失の繰越控除」(参照日:2026-07-10)
参考:e-Gov法令検索「所得税法 第70条の4」(参照日:2026-07-10)
【№9 該当条文の説明】
参考:e-Gov法令検索「所得税法 第70条の4(特定暗号資産の譲渡損失の繰越控除)」の内容解説
■ 法制度の趣旨
暗号資産取引は価格変動が激しく、一度の取引で大きな損失が生じるリスクがあります。そのため、所得税の計算において損失を切り捨てるのではなく、一定期間繰り越すことで、納税者の税負担の公平性を図るために新設されました。
■ 逐条的な解釈のポイント
この条文では、特定暗号資産の譲渡により生じた損失の金額のうち、控除しきれない部分を翌年以降3年間にわたって繰り越すことを規定しています。また、損失の計算方法や確定申告書への記載事項は、政省令で詳細が定められており、実務的にはこの政省令に従った書類作成が必須となります。特に、確定申告書への6事項の併記は、税務署が繰越計算を管理するための重要な手続きです。
【№10 おわりに】
最後に、コラムの内容の詳細や、企業、個人の状況に応じたお悩みについては、静岡市、浜松市から全国の中小企業をサポートする最高のIT税理士法人にお気軽にご相談くださいませ!
※当事務所はDXを経営に活かすことを推進しており、当ブログはAIを活用して生成しています。実際の税制や政策、判例、事件、事象を元に作成していますが、正確な内容や最新の情報とは異なる場合がありますことをご了承くださいませ。
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