法人口座の開設・見直しをご検討の方へ
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資金管理・資金調達を見据えた金融機関選定の考え方
法人口座は経営インフラのひとつです
会社設立、法人成り、新規事業立ち上げ、事業拡大——
こうしたタイミングで必ず必要となるのが法人口座です。一方で実務上は、
・設立時に紹介された銀行で開設した
・自宅や事務所の近くで開設した
・個人口座の延長で選定したというケースも多く見られます。
もちろんそれ自体に問題があるわけではありませんが、
近年は法人口座の役割が大きく変化しています。単なる預金・出金の機能だけでなく、
・資金管理
・振込業務効率化
・経理DX
・資金調達導線
・資金繰りの可視化といった経営基盤としての役割を担うようになっています。
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「どこで作るか」より「どう設計するか」
現在主流となりつつある考え方が、
金融機関を用途別に使い分ける「口座構成設計」です。例えば、
・融資を受ける金融機関
・日常資金を管理する金融機関
・振込業務を行う金融機関
・税金支払専用口座など、役割ごとに分離することで、
資金管理精度や業務効率が向上するケースがあります。 -
法人口座の主な分類
法人口座は大きく以下に分類されます。
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インターネット専業銀行
オンラインで手続きが完結する金融機関です。特徴:
・振込機能が充実
・操作性が高い
・クラウド会計連携
・24時間利用可能資金管理や振込専用口座として活用されるケースがあります。
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メガバンク
信用力が高く、対外的な信頼性を重視する企業で検討されます。大型融資や取引先対応の観点から、
メインバンクとして位置付けられることもあります。 -
地方銀行・信用金庫
地域密着型金融機関として、・創業融資
・制度融資
・設備投資資金などの資金調達面で関わる機会が多い存在です。
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併用設計の具体例
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創業期
・融資相談:公庫・信用金庫
・資金管理:ネット銀行 -
成長期
・資金調達:地方銀行
・振込管理:ネット銀行 -
多法人経営
・グループ調達:メインバンク
・資金分配:ネット銀行
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振込コストと業務効率
振込件数が増えるほど、
手数料差は固定費に影響します。また、
・一括振込
・承認フロー
・CSV連携などの機能により、
バックオフィス業務効率にも差が出ます。 -
クラウド会計との連携
銀行明細の自動取得により、
・仕訳自動生成
・記帳工数削減
・試算表早期化経理体制の効率化にもつながります。
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口座設計と資金調達の関係
法人口座は資金管理だけでなく、
資金調達とも密接に関係します。融資実行後の資金は法人口座へ入金されるため、
・どの金融機関で受けるか
・どのように管理するかも資金繰り設計の一部となります。
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創業期に多い資金相談
・創業融資を受けたい
・設備資金を確保したい
・運転資金を厚くしたい
・金融機関との関係を構築したいこうした場合、
口座設計と資金調達設計を同時に検討することが重要です。 -
補助金・助成金との組み合わせ
資金確保手段は融資だけではありません。
・IT導入補助金
・設備投資補助金
・創業補助金などの制度も存在します。
返済不要資金と融資を組み合わせることで、
資金繰りの安定性が高まるケースもあります。 -
法人口座開設の参考情報
法人口座の開設を検討される際の参考として、
インターネット専業銀行の口座開設ページをご確認いただくことも可能です。下記はGMOあおぞらネット銀行の法人口座開設ページです。
https://click.j-a-net.jp/2438565/737371/
オンラインで申込手続きが可能となっています。
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金融機関選定について
金融機関の選定は、
・事業内容
・売上規模
・資金調達方針
・振込件数
・経理体制などにより適した選択肢が異なります。
複数の金融機関を比較しながら
検討される企業も少なくありません。
まとめ
法人口座は単なる預金口座ではなく、
・資金管理
・業務効率化
・資金調達
・経営基盤
すべてに関わる重要なインフラです。
企業フェーズに応じた口座構成を検討することで、
資金管理精度や経営効率の向上につながる可能性があります。
補足
なお、GMOあおぞらネット銀行のほか、
住信SBIネット銀行、三井住友銀行(Trunk)、
地方銀行、信用金庫などについても、
必要に応じて情報提供が可能です。
補足事項
※口座開設・融資審査等は各金融機関所定の審査に基づきます。
※事業内容・申込状況により結果は異なります。
※本ページは金融商品の勧誘を目的としたものではありません。