業績が赤字なので銀行融資に落ちてしまいましたが、ファクタリングなら資金調達できると聞きました。自社でも資金調達の可能性はあるのでしょうか?
ファクタリングは資産(請求書)を売却する資金調達手段なので借入ではありません。そのため、業績が赤字の会社でも利用できます。
この記事では、赤字決算でもファクタリングが利用できる理由、メリット・デメリットを解説します。
- 赤字決算でもファクタリングできる理由がわかる
- 赤字決算時にファクタリングを利用するメリット・デメリットがわかる
- 赤字決算でも対応できるファクタリング事業者がわかる
赤字決算でも利用できるファクタリング会社3選
赤字決算でも利用できるファクタリング会社を3社厳選しました。いずれも審査通過率90%以上の審査に通りやすいファクタリング会社です。
審査の可否は各社の基準によって異なるため必ず複数社に審査申込を行いましょう。
QuQuMo

QuQuMoは請求書と通帳のコピーを用意したら最短2時間の即日入金が目指せるファクタリングサービスです。
- 必要書類は2点だけ
- 最短即日2時間で入金
- 2社間契約なのに手数料1%~
- 買取額の上限・下限はなし
QuQuMoは買取額の上限や下限を設定していません。少額債権はもちろんのこと、最大1億円の大口取引の請求書であってもファクタリングが利用できます。
初めて相談しましたが、QuQuMoは午前中に審査申込をして当日の夕方までに入金していただけました。即日対応のスピード感は銀行融資では難しいので資金調達が必要な際はまた利用します。
請求書と通帳のコピーの2点だけの少ない必要書類で審査申込できる点もおすすめです。今回比較したファクタリングサービスの中でも歴史が古く、2017年に創業して以来10年間事業を続けています。
オンライン型ファクタリング業界の老舗なので、安心して利用できるファクタリング会社を探している方にもQuQuMoはおすすめです。
| 事業者名 | QuQuMo |
|---|---|
| 対象事業者 | 法人・個人事業主・フリーランス |
| 買取可能額 | 下限・上限なし |
| 手数料 | 1%~ |
| 審査スピード | 最短30分 |
| 入金スピード | 最短2時間 |
| 契約の種類 | 2社間 |
| 必要書類 | 請求書 通帳 |
| 審査通過率 | 非公開 |
| オンライン完結 | 〇 |
| 設立 | 2018年 |
| 本社所在地 | 東京都豊島区南池袋2丁目13-10 南池袋山本ビル 3階 |
| 運営会社 | 株式会社アクティブサポート |
| 公式サイトURL | https://ququmo.net/ |
アクセルファクター

アクセルファクターは独自審査により審査通過率93.3%と最短2時間の即日入金を両立するファクタリング会社です。
- 中小企業庁「認定経営革新等支援機関」事業者
- 審査通過率は高水準の93.3%
- 入金まで最短2時間
- 赤字決算でも資金調達可能
- 業界最安値手数料0.5%~(条件あり)
- 累計利用社数は11,000社以上
- 必要書類は請求書・通帳・身分証明書のみ
アクセルファクターは中小企業庁の認定経営革新等支援機関の事業者です。財務の専門家としてファクタリングを利用する事業者の業績を確認し、赤字企業の資金繰りの改善を支援します。
2018年の創業以来、累計11,000社以上が利用した実績あるファクタリング事業者です。赤字決算で資金調達にお悩みの方はぜひ審査を申込してみましょう。
| 事業者名 | アクセルファクター |
|---|---|
| 対象事業者 | 法人・個人事業主・フリーランス |
| 買取可能額 | 30万円~上限なし |
| 手数料 | 0.5%~ |
| 審査スピード | 最短30分 |
| 入金スピード | 最短2時間 |
| 契約の種類 | 2社間 |
| 必要書類 | 請求書 通帳 身分証明書 |
| 審査通過率 | 93.30% |
| オンライン完結 | 〇 |
| 設立 | 2018年 |
| 本社所在地 | 東京都豊島区高田3丁目32-1 大東ビル3階 |
| 運営会社 | 株式会社アクセルファクター |
| 公式サイトURL | https://accelfacter.co.jp/ |
メンターキャピタル

メンターキャピタルは審査通過率92%かつ手数料は2%~で対応できるファクタリング会社です。
- 審査通過率は92%の高水準
- 他社で断られた方にも柔軟な独自審査で対応
- 最短当日にお振込み完了
- 赤字決算や税金滞納中の事業者も利用可
- 個人事業主様の対応も可
メンターキャピタルは審査通過率92%の高水準で、他社で断られた方にも柔軟な独自審査で対応しています。最短当日にお振込みが完了するためお急ぎの方にもおすすめです。
赤字決算はもちろん、税金滞納中の事業主様でも審査できます。事業の状態がご不安な方はメンターキャピタルを利用しましょう。
| 事業名 | メンターキャピタル |
|---|---|
| 対象事業者 | 法人、個人事業主、フリーランス |
| 買取可能額 | 下限なし 〜 1億円 |
| 手数料 | 2.0%〜 |
| 審査スピード | 最短30分 |
| 入金スピード | 最短30分 〜 即日 |
| 契約の種類 | 2社間ファクタリング、3社間ファクタリング |
| 必要書類 | 本人確認書類、通帳コピー、請求書(成因資料) |
| 審査通過率 | 92.0% |
| オンライン完結 | 対応可能 |
| 設立 | 2009年9月 |
| 本社所在地 | 東京都新宿区四谷4-30-13 クロスシー新宿御苑前ビル4F |
| 運営会社 | 株式会社メンターキャピタル |
| 公式サイトURL | https://mentor-capital.jp/ |
赤字決算でもファクタリングが利用できる理由
赤字決算の状況にあっても、ファクタリングによる資金調達を諦める必要はありません。ファクタリング会社が最も重視する審査基準は「自社の経営状況」ではなく「売掛先の信用度」だからです。
銀行融資などの一般的な金融機関による「借入」では、融資を受ける企業自身の返済能力や業績(黒字か赤字か)が厳しく審査されます。融資は将来の利益から弁済されるものであるため、赤字決算の企業は「回収不能リスクが高い」と判断されてしまいます。
一方、ファクタリングは自社が保有している「売掛債権(請求書)」をファクタリング会社に売却して現金化する「債権の売買取引」です。ファクタリング会社にとって最も重要なのは、「期日に売掛金が問題なく支払われるか(回収できるか)」という点です。たとえ自社が赤字決算であっても、取引先(売掛先)の業績が安定しており、信用力に問題がなければ、ファクタリングの審査を通過し資金を調達することができます。
赤字決算でファクタリングを利用するメリット
赤字決算でファクタリングを利用するメリットを3つお伝えします。
- 銀行融資が難しい状態でも資金調達できる
- 貸借対照表のオフバランス化ができる
- 信用情報を傷つけない
銀行融資が難しい状態でも資金調達できる
赤字決算の場合、銀行から新規の融資を受けるのは極めて困難です。しかし、ファクタリングであれば、売掛先の信用力をベースに審査が行われるため、銀行融資の審査に落ちてしまった状態からでも迅速に資金を調達できます。支払いや税金の督促、次の仕入れ資金などの緊急性の高い資金需要に対して、経営破綻を回避するための即効性のある解決策となります。
貸借対照表のオフバランス化ができる
ファクタリングによる資金調達は、借入金(負債)ではなく、資産である売掛金の売却(現金化)です。そのため、貸借対照表(B/S)に負債が計上されません。
回収までに時間がかかる売掛債権という資産を、流動性の高い現金に置き換えることができるため、自己資本比率や流動比率といった財務指標が向上します。ファクタリングによって財務諸表から資産や負債を切り離すことを「オフバランス化」と呼び、企業の財務体質を健全に見せる効果があります。
信用情報を傷つけない
融資ではないため、信用情報機関(CICやJICCなど)に「借入」としての記録が残ることはありません。また、万が一審査に落ちたとしても、その履歴が他の金融機関に共有される心配もありません。将来的に業績を回復させ、再び銀行から融資を受けたいと考えたときにも、ファクタリングの利用歴が原因で融資審査にマイナスの影響を与えることがないため、安心して利用できます。
赤字決算でファクタリングを利用するデメリット
赤字決算でファクタリングを利用するデメリットを3つお伝えします。
- 売掛先も赤字だと審査に通りにくい
- 手数料がかかる
- 債権譲渡登記が必要な場合がある
売掛先も赤字だと審査に通りにくい
ファクタリングを利用する際は、できるだけ業績が安定している大企業や、国・地方自治体などの信用力が高い売掛先の債権を選びましょう。
ファクタリング審査のポイントは売掛先の信用力です。そのため、自社が黒字・赤字かに関わらず、売却しようとしている売掛債権の相手方(売掛先)が赤字決算であったり、経営難に陥っていたりする場合は、審査の通過が極めて厳しくなります。期日に売掛金が回収できないリスク(未回収リスク)が高いと判断されるためです。
手数料がかかる
ファクタリングを利用する際には、必ずファクタリング会社へ支払う手数料が発生します。特に赤字決算の企業が利用する場合、ファクタリング会社側も一定のリスクを考慮するため、手数料が相場の上限付近に設定される傾向があります。ファクタリングの手数料は、銀行融資の利息(年利数%)に比べると、数%〜数十%(実質的な年利換算では非常に高利)となるため、多用しすぎるとかえって自社の手元資金(利益)を圧迫し、さらなる業績悪化を招くリスクがあります。
債権譲渡登記が必要な場合がある
利用するファクタリング会社や契約内容によっては、「債権譲渡登記」を求められることがあります。債権の所有権がファクタリング会社に移ったことを公的に証明するための手続きです。
債権譲渡登記を行うと、法人の登記事項証明書(登記簿謄本)にその旨が記録されるため、将来的に銀行が融資の審査で登記簿を確認した際、ファクタリングを利用していたことが知られ、審査にマイナスの影響を与える可能性があります。
赤字決算でファクタリングを検討中の方のよくある質問
赤字決算でファクタリングの利用を検討している方のよくある質問にお答えします。
赤字決算をファクタリング業者に指摘されない?
審査の過程で決算書の提出を求められるため、赤字決算であることは必ず把握されます。しかし、それを理由に激しく指摘されたり、門前払いされたりすることは基本的にありません。ファクタリング会社は、なぜ赤字なのか、売掛金が安全に回収できるかを冷静に判断します。隠そうとして嘘の申告(決算書の改ざんなど)を行うと詐欺罪に問われる規約違反となるため、赤字の理由は正直に説明することが大切です。
税金も滞納していますがファクタリングは利用できますか?
税金を滞納している状態でも、ファクタリングを利用できる可能性はあります。ただし、税金の滞納によって、将来的に「売掛金が国税局や税務署に差し押さえられるリスク」があるため、審査は通常よりも厳しいです。もしすでに差し押さえの手続きが始まっている場合は利用できません。利用にあたっては、税務署と分納の相談をしており、差し押さえの恐れがないことを証明できる書面などを提示できるようにしましょう。
決算書がなくてもファクタリングは利用できますか?
創業間もない企業(1期目の途中など)で、まだ決算書が存在しない場合でも、ファクタリングを利用することは可能です。その場合は、決算書の代わりに「直近数ヶ月分の試算表」や「売掛先との契約書・発注書」「入出金履歴が確認できる銀行口座の通帳のコピー」などの提出を求められます。売掛金の存在と、取引の実態さえ証明できれば審査を受け付けてくれるファクタリング会社は数多く存在します。
